卒業生VOICE

大阪大学 外国語学部
望⽉ 花映 さん
2017年静岡北中学校卒業言葉を学び文化を知ることで、 世界をより良く変えていきたい。
小さい頃、テレビでウミガメのノドにストローが刺さっているニュースを見ました。それ以来環境問題に関心を持つようになり、カメの研究や水質調査などのフィールドワークができる静岡北中に進学。楽しみにしていた研究で捕まえたカメを解剖してみると、中から釣り針が出てきました。人が自然に及ぼす悲しい出来事は、私のすぐそばでも起こっていたのです。大学では国連公用語のひとつであるアラビア語を専攻しています。この分野を選んだ理由は、世界の20以上の国や地域で話されている言語を学ぶことで、その文化や歴史的背景を知りたいと考えたからです。この地域のこと、人々の意見を聞かずに、世界のことを知ったり、変えたりすることはできないはずですから。私が世界に目を向けるようになったのは、静岡北高の修学旅行で訪れたベトナム・カンボジアの路上で、同年代の子どもたちがおもちゃを売っている光景を目にしてからです。自分が知らない世界に衝撃を受け、もっと世界を知りたいと思いました。将来は国連などの機関で、より良い世界をつくる手伝いをしたいと考えています。















