7月8日（日）〜13日（金）まで、科学分野において、国際的な場で海外の生徒と議論できるようになることを目的に、台湾のHSP校（日本のSSHに類似した台湾の科学教育事業の指定校）である、国立曁南国際大学附属高級中学、台北市立麗山高級中学を訪問しました。本校からは1年生3名と2年生3名の6名が参加。台湾の高校生や中学生と協働して研究発表や科学プロジェクトを行うことで、即時的な英語コミュニケーションを展開し、幅広い科学議論を促進する能力を高めることができました。また、国立台中科学博物館や廣興紙寮（製紙工場）を見学・体験することで、台湾の科学や歴史、伝統文化についての見聞を広めることができました。

参加した生徒からは「コミュニケーションをとるためには、自分の意見をしっかりと持つことが大切だと感じた」「楽しい交流を重ねることで、英語で話す恐怖心が薄れていくことを実感した」「台湾と日本の文化の違いが、考え方や知識の違い繋がっていることが衝撃的だった」などの感想が寄せられました。「この経験を今後の高校生活に活かし、クラスの仲間たちにも良い影響が与えられるようにしたい」という力強いコメントもあり、生徒の成長に大きな影響を与える貴重な機会となったと思います。