北高TIMES
【参加報告】国際学生科学技術フェア ISEF2025
2025年05月18日
【ISEF2025 最終日レポート】全日程終了しました!
現地時間5月16日(日本時間17日未明)、Regeneron ISEF 2025のグランドアワード表彰式が開催されました。
日本代表からは2つのプロジェクトがグランドアワードを受賞するという快挙があり、世界に挑んだ日本の高校生たちの実力が示されました。
本校生徒は惜しくも受賞とはなりませんでしたが、国際大会の舞台で堂々と発表し、質疑応答にも英語で対応するなど、これまでの努力と成長が随所に表れていました。約1週間にわたる大会、そしてその前の数ヶ月間の準備期間を通して、生徒たちは貴重な経験を積み、視野を大きく広げることができました。順位や受賞の有無にかかわらず、この経験そのものがかけがえのない財産です。本校は、今後も世界を舞台に挑戦し続ける生徒たちを応援していきます!

【ISEF2025 現地レポート Day5】一般公開&特別賞表彰式
ISEF5日目は、一般公開日として、地元の子どもたちや科学に関心のある多くの来場者が会場を訪れました。法被や着物、弓道着を身に着けた日本のファイナリストたちは注目を集め、来場者と記念撮影をする姿も見られました。会場内には企業や団体の体験型ブースも多数出展され、科学の魅力を発信していました。また、同時にファイナリスト同士の交流イベントも開催されました。夜には特別賞の表彰式(Special Award Ceremony)が開催され、約50の企業・団体から多彩な賞が贈られました。今年は残念ながら日本人ファイナリストの受賞はありませんでしたが、堂々と国際舞台で発表をやり遂げた姿は、とても立派です!明日はいよいよグランドアワード(最終表彰式)!
日本時間5月16日(木) 22:00より、主催者の公式YouTubeでライブ配信されます。どうぞご注目ください!
▶️ グランドアワード表彰式 ライブ配信はこちら(YouTube Society for Science公式チャンネル)


【ISEF2025 現地レポート Day4】本審査に挑戦!
Regeneron ISEF 2025の4日目は、いよいよ本審査が行われました。
会場にはファイナリストと通訳、審査員のみが入場できる厳重な環境の中、朝8時から夕方4時までの長時間にわたり審査が実施されました。英語での発表や質疑応答に緊張していましたが、これまでの入念な準備が支えとなり、時間が経つにつれて自信を持って審査員と積極的にコミュニケーションを取る姿が見られました。
生徒のコメント:「最初はとても緊張しましたが、質問に答えていくうちに、自然と話せるようになりました。伝えたいことが伝わった実感があり、うれしかったです!」
英語での発表や質疑応答に緊張していた生徒たちでしたが、これまでの準備の成果を発揮し、次第に落ち着いて審査員と積極的にやり取りする姿が見られました。
審査後、会場から出てきたファイナリストたちは、花道で温かく迎えられ、盛大な拍手で健闘を称えられました。夜には、ファイナリスト同士が交流する「Student Mixer」が開催され、ゲームやダンスで楽しいひとときを過ごしました。明日は一般公開日です。そして、現地時間19時(日本時間16日午前8時)には特別賞の表彰式、明後日には優秀賞の発表が行われる予定です。残りの時間も世界の舞台を楽しんでください!




【ISEF2025 現地レポート Day3】発表練習・準備!
Regeneron ISEF 2025の3日目が終わりました。午前中にはメディア向けに公開され、世界中から集まったプレスや研究者たちがファイナリストのブースを訪れました。多くのファイナリストが英語で研究を紹介し、他国のファイナリストと発表を聞き合ったり、一緒に記念写真を撮ったりと、交流も盛んに行われました。午後は審査員が各ブースを訪れ、明日の審査に向けて準備が進みました。ファイナリストたちは最後の調整を行い、リラックスしたり練習を重ねたりして、いよいよ本番に備えました。
生徒の感想:「緊張感がありましたが、他の国の研究を聞いて学ぶことができ、刺激を受けました。明日の審査に向けて自信がつきました!」「英語で発表することは緊張しますが、無事に終えることができるように、明日の審査に集中します!」明日は待ちに待った審査会本番!これまでの練習の成果を存分に発揮し、最高のプレゼンができることを楽しみにしています。

【ISEF2025 現地レポート Day2】発表練習・オープニングセレモニー!
Regeneron ISEF2025の2日目が終了しました。本校の代表生徒たちは、完成したブースで発表練習に取り組み、チームメイト同士でアドバイスを交わしながら発表内容をブラッシュアップしたり、個人でひたすら練習を繰り返す姿が見られました。また、他の日本代表のブースを訪れたり、他国のファイナリストと研究を紹介し合うなど、国際的な交流も活発に行われていました。午後7時からは、オープニングセレモニーが開催され、地元オハイオ州のマーチングバンドによるパフォーマンスで会場は盛り上がり、華やかな幕開けを迎えました。生徒たちからは、「緊張感が高まっているが、他国の発表を聞いて学ぶことが多く、非常に刺激を受けている」といった感想があり、全員が本番に向けて全力を尽くしています。明日はプレス・来賓向けの公開日となり、ファイナリストたちにとって本番前最後の練習の場となります。




【ISEF2025 現地レポート Day1】コロンバス到着、ISEFいよいよ開幕!
Regeneron ISEF2025 がアメリカ・オハイオ州コロンバスで開幕しました。静岡北高校の3名は現地時間5月10日、無事に現地入りし、会場となる グレーター・コロンバス・コンベンションセンター に到着しました。世界中から集まった高校生研究者たちでにぎわう会場は、すでにISEFムードに包まれています。生徒たちは「科学の最前線に来た実感がある」「わくわくして疲れも吹き飛んだ」と感想を語り、胸を躍らせていました。夜には恒例イベント「ピンバッジ交換会」が開催され、日本代表は法被姿で参加。多くの海外ファイナリストと交流し、「笑顔で話せて嬉しかった」「世界とのつながりを感じた」と話してくれました。明日からはいよいよ本格的なプログラムがスタート。世界と学び合う一週間のはじまりです。




Regeneron ISEF2025 日本代表として参加します
2025年5月、米国オハイオ州コロンバスにて開催される世界最大級の学生科学コンテスト「Regeneron ISEF2025」 に、日本代表として 静岡北高校 が参加します。本大会には、JSECおよび日本学生科学賞で選抜された25名(17プロジェクト)が出場。研究発表に加え、世界中の高校生との交流や国際的なワークショップも行われ、貴重な学びと体験の場となります。
【EGSD015T エネルギー: 持続可能な材料・設計部門】
参加者: 佐藤茉愛沙さん、竹下香穂さん、古井咲良さん
所属: 静岡理工科大学 静岡北高等学校
研究テーマ:「低温蓄熱とペルチェ素子を組み合わせた省エネクーラーの開発」
“A Novel Energy-Saving Peltier Cooler Using Thermoelectric Conversion from Low-Temperature Waste Heat”