本校では、「21世紀の中高生による国際科学技術フォーラム(Shizuoka Kita Youth Science Engineering Forum)」を毎年8月に開催しています。
 SKYSEFは、21世紀における持続可能な社会や環境のあり方について議論することを目的とした中高生によるフォーラムです。世界中から集まった生徒は、科学・技術・数学に関するテーマに関して情報を共有し、議論していきます。更に、各自の研究に基づいてどんな行動をとるべきかを共に考えます。
 SKYSEFではまた、国内外の生徒が一堂に会する機会であるからこそ経験できることを大切にし、科学教育に意欲的な推進校がともに科学コミュニケーションを促進し、中高生の科学技術リテラシーや自律的に学ぶ力・深める力を伸ばす場を創出していきます。

【SKYSEF2024[報告]

 令和6年8月20日(火)~23日(金)の4日間、SKYSEF2024を開催しました。5年ぶりの対面開催となるSKYSEF2024には、海外からはイタリア、台湾、タイ、グアムの11校が、国内からは12校が参加し、国際色豊かなフォーラムとなりました。これからの時代を担う中高生の熱気に包まれた4日間でした。

日程:令和6年8月20日(火)~23日(金)
場所:清水テルサ(静岡市清水区島崎町223)
参加対象生徒:中学校1年-高等学校3年
使用言語:英語

[概要]
○ウェルカム・レセプションと国際文化交流
 ウェルカム・レセプションとともに、各参加国の文化を知る機会を設けます。国内外の生徒が、見ている人も巻き込みながら楽しいパフォーマンスをします。

○基調講演
 科学技術の最先端を担っている研究者をお招きして、基調講演を行います。

○口頭発表・ポスターセッション
 普段行っている科学研究の成果をまとめ、英語で発表を行います。ポスターセッションは、ステージ上ですべての参加者に向けて口頭発表を行うチャンスを競う部門(カテゴリーA)と、ポスターを用いた研究発表で勝負する部門(カテゴリーB) に分かれ、それぞれが科学技術の専門家によって審査されます。口頭発表は、ポスターセッション(カテゴリーA)の審査を経て最も優秀な発表6件がステージ上で行います。ポスターセッション(カテゴリーB)・口頭発表ともに、最も優れた発表は最終日に表彰されます。

*また、「第6回静岡県児童生徒研究発表会」は令和6年10月27日(日)に、静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)にて開催いたします。

○国際共同プロジェクト
 国際共同プロジェクトでは、各国・各学校の混成チームを編成し、与えられた科学のテーマに沿って、問題解決のための活動(実験、フィールドワーク、競技会など)を行います。

See you next year!