卒業生VOICE

浜松医科大学 医学部
大石 愛里紗 さん
平成27年度卒業私も誰かを支えられる存在になりたい。
母の話が私に大きな影響を与えていました。
「あなたが無事に産まれてこられたのも、あの看護師さんが助けてくれたからだよ」。母は今でもよくその話をします。私がお腹の中にいた時、妊娠中毒症になってしまった母の不安を取り除いてくれた看護師さんがいたそうです。母の話にすっかり影響を受け、その看護師さんのように誰かを支えられる人なりたいと思い、医学部の看護学科に進みました。
私も、一人ひとりと真剣に向き合います。
看護学科では、入学してすぐに看護の実習が始まります。私はその実習の中で、教科書通りにはいかないのだということを痛感しました。100人いれば100人が症状も不安に感じることも違うため、それぞれの人にあったケアを行うには一人ひとりと真剣に向き合わなければなりません。母と私を助けてくれた看護師さんのようになるためには、多くの経験を積まなければならないこともわかりました。病気を治療する医師の話を理解し、患者を支えていくのが看護師の仕事です。看護の技術とともに病気や治療の技術を身につけて、看護師の立場から医療を支えていきたいと思います。


















































